FOSMET R1レビュー|約1万円で有機EL搭載&フォーマルデザインの高コスパスマートウォッチ

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「低価格スマートウォッチは画面が見にくいし動作が微妙」「ビジネスシーンでも使えるスマートウォッチが欲しい」

そんな方におすすめなのが、今回紹介するFOSMET R1です。

約1万円で買える安さながら快適な動作と綺麗な有機ELディスプレイ、フォーマルな服装にも合うデザインが揃った高コスパなスマートウォッチです。

本記事では、FOSMET R1を実際に使って分かった使い勝手やメリット・デメリットについて詳しく紹介します。

コストパフォーマンスに優れたスマートウォッチが気になる方はぜひチェックしてみてください。

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本記事はメーカー様より製品提供を受けて作成しております。
ただし、記事内容への干渉は受けておらず、私自身も正直なレビューを心がけております。

FOSMET R1
総合評価
( 4 )
メリット
  • 高級感あるデザインでフォーマルな場にもおすすめ
  • 有機ELディスプレイが綺麗
  • iPhone・Androidスマホどちらでも利用可能
  • 動作が快適
デメリット
  • 常時表示機能が使いにくい
  • 本体が若干大きい&重い
  • バイブが安っぽい
目次

FOSMET R1の概要・スペック

FOSMET R1

FOSMET R1は、FOSMETからフラッグシップモデルとして登場しているスマートウォッチです。

FOSMETは1万円台以下で買える比較的安いスマートウォッチを多数展開しているメーカーで、スポーツ向けからフォーマル寄りの製品までラインナップしています。

FOSMET R1はフラッグシップモデルらしくフォーマルなデザインに仕上がっており、腕時計としてビジネスシーンでも活用できます。

ディスプレイは有機ELディスプレイ、チップはアップグレードされた最新モデルが使われていて、日常的な使い勝手も優秀です。

また、本体には4点光学センサーを搭載し、スポーツや睡眠、健康状態のトラッキングもしっかり対応しています。

それでいて価格は12,980円。機能や見た目を考えれば十分安いと言えるでしょう。

FOSMET R1の外観・デザインと付属品

FOSMET R1

まずは、FOSMET R1の外観や付属品をチェックしていきましょう。

FOSMET R1の外観・デザイン・操作方法

FOSMET R1

FOSMET R1は一見すると一般的なクロノグラフの腕時計のような見た目をしています。

円形のウォッチフェイスは1.32インチの有機ELディスプレイで、サファイアガラスによってカバーされています。耐久性も安心ですね。

FOSMET R1のカラーはブラックとシルバーの2色展開で、今回はシルバーを送っていただきました。

FOSMET R1

ウォッチフェイスは専用アプリから好きなものを選択できます。

FOSMET R1
FOSMET R1

フォーマル系、スポーツ系、ファンシー系など、かなり種類があるので、あなたの好みのウォッチフェイスもきっと見つかるはず。

FOSMET R1

ウォッチフェイスの右側面には3つのボタンがあります。

FOSMET R1

上側のボタン(写真だと右)は画面のオンオフ、長押しで電源のオンオフを操作します。

FOSMET R1

中央のリューズは押すことで画面のオンやメニュー画面の表示、ホームに戻るなどの機能に対応していて、いわゆるホームボタンの役割を担っています。

また、回せばApple Watchのデジタルクラウンのようにスクロールもできます。

FOSMET R1

下側(写真左)のボタンは、デフォルトでは単押しで運動トラッキングの起動、長押しで音声アシスタントの起動ができますが、これは設定から自由に割り当てることができます。

FOSMET R1

裏側はステンレスの裏蓋になっていて、中央には4つの光学センサーが配置されています。

FOSMET R1

センサー部分の下にある端子は充電用で、専用充電器をマグネットでくっつけることで充電することができます。

FOSMET R1

バンドもデフォルトでステンレス製のものが装着されています。こちらも一般的な腕時計と同じような質感で、十分な高級感がありました。

FOSMET R1

また、サイズ調整も一般的な腕時計用のバンドと同じように可能です。

サイズ交換用の器具も付属しているので、簡単に調整できました。

FOSMET R1

また、FOSMET R1には交換用のバンドとして、シリコン製の黒いバンドが付属しています。

こちらはあまり高級感はありませんが、ステンレスより装着感は軽いので、スポーツなどをするときに便利です。

なお、バンドと本体の接続は一般的な腕時計でも使われるバネ棒式なので、サイズが合えば市販のバンドに付け替えることもできるでしょう。

FOSMET R1の付属品

FOSMET R1

FOSMET R1のパッケージには、本体の他に下記の付属品が入っていました。

  • 説明書
  • 交換用シリコンバンド
  • 専用充電器
  • サイズ調整器具
  • 予備のバネ棒

サイズ調整器具や、予備のバネ棒まで付属しているのは結構親切ですね。

とりあえずFOSMET R1を買えば、他に追加で買うものは特にないでしょう。

FOSMET R1でできること

続いて、FOSMET R1でできること(機能)をざっと紹介していきます。

スポーツ・運動の記録

FOSMET R1

まずはスマートウォッチの主要な機能の1つである運動のトラッキング機能。

FOSMET R1は100以上のスポーツモードに対応しているので、大体のアクティビティは記録することができるでしょう。

消費カロリーやペース、心拍数などの記録はアプリから確認することができます。

なお、FOSMET R1は本体にGPS機能が搭載されておらず、スマホのGPS情報を取り込んで距離などを計測します。

高価格帯のスマートウォッチやトラッカーのように経路を地図表示でチェックできないので、その点は注意が必要です。

心拍数などの健康管理

FOSMET R1

本体裏側にある4点光学式センサーによって、心拍数などを計測することができます。

運動時でなくても、計測、記録することができるので、日々の健康管理に役立てられるでしょう。

FOSMET R1

血中酸素濃度やストレス指数なども計測できます。

ただし、FOSMET R1は医療機器ではないため、あくまで健康管理のための参考情報として捉えるようにしましょう。

睡眠トラッキング

FOSMET R1

FOSMET R1を装着したまま寝れば、睡眠トラッキングも可能です。自動検知されるため、寝る前に特別な操作は必要ありません。

記録では、就寝、起床の時間と深い、浅いなどの睡眠状態がチェックできます。

Apple Watchも一緒に着けて寝てみましたが、記録データの差はそれほど大きくなかったので、FOSMET R1でもある程度正確に記録できていると感じました。

スマホの通知確認・Bluetooth通話

FOSMET R1

FOSMET R1はスマートウォッチなので、当然ながらスマホの通知をチェックすることができます。

通知の遅延などは特になく、スマホに通知が来てからすぐFOSMET R1も振動して通知をお知らせしてくれました。

表示される情報量は上記の写真のとおりそこそこ多めで、LINEのメッセージくらいであれば全文確認できるでしょう。

また、Bluetooth通話にも対応しており、スマホに来た着信をFOSMET R1から出て通話することができます。

通常利用で12〜14日のバッテリー持ち

FOSMET R1
4日ほど充電なしで使った後

FOSMET R1はバッテリー持ちも悪くなく、通常使用で12〜14日、常時表示オンで3〜4日、最大25日間の待機に対応しているとされてます。

最新チップの搭載により、前モデル比で35%バッテリー持ちが伸びているとのこと。

実際に着けっぱなしでウォーキング、睡眠記録、スマホの通知確認などに使ってみたところ、約24時間で14%ほどのバッテリー消耗でした。

この数値だと大体1週間でバッテリー残量が0になる計算で、公称値より短いですが、おそらく画面輝度を最大にしたことなどが影響しているでしょう。

少なくとも、毎日充電が必要なスマートウォッチではないので、睡眠トラッキングなども毎日欠かさず行いたい方でも安心です。

FOSMET R1のメリット

続いて、FOSMET R1を実際に使って感じたメリットを4つ紹介します。

高級感あるデザインでフォーマルな場にもおすすめ

FOSMET R1

FOSMET R1の最大の魅力は価格を抑えつつ、高級感あるデザインに仕上がっていることだと思います。

一般的なビジネスウォッチに近い見た目をしていて、ジャケットの袖からチラッと覗くだけでは他の人からスマートウォッチと思われることはないでしょう。

スーツなどのフォーマルな服装にも合わせやすいので、ビジネスシーンでも使いやすいスマートウォッチを探している方にはかなりおすすめです。

有機ELディスプレイが綺麗

FOSMET R1

FOSMET R1は1万円ほどの安価なスマートウォッチですが、ディスプレイは液晶ではなく有機ELが採用されています。

ディスプレイサイズは1.32インチ、画素数は466×466とのことなので、画素密度は計算するとおよそ499ppiと見られます。

実際に使う中でも画素の荒さを感じることはなく、高価格帯のスマートウォッチと遜色ないと感じました。

また、有機ELパネルが使われているため色の表現も優れています。

黒い部分はしっかり黒く、発色は鮮やかなのでディスプレイは非常に見やすいです。

FOSMET R1
画面上部が見えないのはモアレのせい

輝度はさすがに高価格モデルほど高くないので少し暗くなりますが、屋外でアクティビティ情報を見るときも問題なく確認できました。

低価格スマートウォッチはディスプレイ性能が微妙なことも多いので、ここまで綺麗な画面なのはFOSMET R1の大きなメリットと言えるでしょう。

iPhone・Androidスマホどちらでも利用可能

FOSMET R1

FOSMET R1は、Androidスマホ、iPhoneのどちらでも接続して使うことができます。

どちらのOSで利用する場合でも機能的な差はないので、幅広い方におすすめです。

特にiPhoneユーザーの方は、スポーティさ控えめのフォーマルなシーンでも使えるスマートウォッチの選択肢が少ないので、FOSMET R1が嬉しい選択肢になるのではないでしょうか。

動作が快適

FOSMET R1

個人的に、FOSMET R1を使い始めたときに心配していたのが「低価格だから動作が重いかな?」という点でした。

実際に使ってみるとそんなことは全くなく、かなり快適に使うことができました。

メニュー画面のスクロールや戻る動作もひっかりは全くありません。

スマホ通知の遅れや、睡眠や運動のトラッキングの明らかなズレなどもないので、機能的にも十分満足できるレベルのものが揃っていると感じました。

FOSMET R1のデメリット

一方、FOSMET R1を使う中でデメリットに感じる点もいくつかあったので、紹介します。

常時表示機能が使いにくい

FOSMET R1

FOSMET R1には常時表示機能があり、オンにするとスリープ状態でもうっすらと時刻などが表示されます。

通常のウォッチフェイスをうっすら表示させるなどはできないので注意が必要です。

ただ、それ以上にデメリットに感じたのは、常時表示機能をオンにすると「手首を上げてスリープ解除」が使えなくなる点でした。

「手首を上げてスリープ解除」はその名のとおり手首を上げるとウォッチフェイスが点灯する機能で、オンにすることで腕時計として自然に使えます。

FOSMET R1

しかし、常時表示をオンにすると手首を上げても画面が点かず、ボタンを押す必要があり不便を感じました。

常時表示をオンにするとバッテリー消費も増えてしまうので、基本的には常時表示はオフにしておくのが使いやすいのではないでしょうか。

本体が若干大きい&重い

FOSMET R1

FOSMET R1はビジネスウォッチっぽい少しゴツゴツした見た目をしていることに加え、スマートウォッチらしい厚みもあるので、サイズは比較的大きいと感じました。

重量も、バンド抜きで50g弱あるのでスマートウォッチの中でも重めで、装着中の違和感は感じやすいです。

FOSMET R1

特に、ステンレスバンドを使って装着した状態だと、運動したり睡眠したりする際に邪魔だと感じることが多くありました。

付属のシリコンバンドのほか、バネ棒式の市販のバンドなら付け替えることができるので、より軽快な装着感を求める方は、バンドの交換もおすすめです。

バイブが安っぽい

FOSMET R1

ディスプレイや本体の動作、見た目などは価格以上の満足感があるFOSMET R1ですが、バイブの振動には安っぽさを感じました。

低価格なスマホなどに搭載されているような、「ブブー」という感じの鈍い振動です。

高価格帯の製品であればコツコツした感じのはっきりした振動がありますが、それと比べるとFOSMET R1の振動は弱く感じられました。

通知に気づきにくいこともあったので、バイブの振動には少し注意が必要です。

FOSMET R1はデザイン・ディスプレイ優秀の高コスパスマートウォッチ

本記事では、FOSMET R1の実機レビューをお届けしました。

約1万円で買える低価格モデルですが、動作は快適でディスプレイも非常に綺麗な高コスパなスマートウォッチだと感じました。

また、一見クラシックな腕時計に見えるデザインも魅力的で、フォーマルな服装と合わせて使いたい方にもおすすめです。

一方、本体にGPSが搭載されていない点や、装着時の圧迫感が強い点などを踏まえると、運動やスポーツのトラッカーとして本格的に使いたい方にはあまりおすすめできないと感じました。

とはいえ、これはスマートウォッチをビジネスシーン含め、日常的に使いたいユーザーにターゲットが絞られているということでしょう。

FOSMET R1の全体的な完成度は高く、コスパも非常に優秀なのでぜひチェックしてみてください。

Shino

最後まで読んでいただきありがとうございました!
GakuGadgeでは他にもスマホやガジェットに関する記事を公開しているので、良かったらもう1記事読んでみてください。

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